地域の音、身近な音―〈音風景〉。レコーダーを向けた先には、くらしの中で見過ごしてしまうささやかな景色、豊かな自然や季節の気配、見慣れたものの新たな一面、そして録音者の“まなざし”があります。耳で聞くことをとおして感じることのできる風景が、音源の数だけ存在しているのです。 そんな〈音風景〉と、さまざまな表現をかけあわせて「PLAY」(遊ぶ・演奏・上演・再生)するのが、「PLAY with Soundscape―音風景の可能性―」。サウンド・インスタレーション、ダンスとのコラボレーション、公募作品発表、コンサートとシンポジウムを通じ、地域の魅力がつまった音風景の新たな可能性を探ります。
シンポジウム
「音風景の可能性-
音を通して見えてくるもの」
環境に思いを巡らさなければならない今日、音風景を現代社会における貴重な「感性資源」と捉え、地域の音の魅力や価値を探り、音を切り口として今後の文化・社会をともに考えていきます。【日時】
2014年3月23日(日)16:00 予定
【場所】
茅野市民館マルチホール
【出演】
庄野泰子:音環境デザイナー、本企画プログラム・ディレクター
武邑光裕:「札幌国際芸術祭」副会長、札幌市立大学デザイン学部教授
古谷誠章:茅野市民館設計者 建築家・NASCA代表、早稲田大学教授
水野誠一:ソシアルプロデューサー、日本文化デザインフォーラム理事長
やすみりえ:川柳作家
Roberto Barbanti ロベルト・バルバンティ:美学者、パリ第8大学教授