寿齢讃歌‐人生のマエストロ‐

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寿齢讃歌とは

2005年(平成17年)にグランドオープンした茅野市民館/茅野市美術館にて、翌06年に長野県諏訪市出身の音楽写真家、木之下晃氏の写真展「世界の音楽家」を開催しました。この展覧会の関連企画として、人生を積み重ねてきた高齢者〈人生のマエストロ〉たちの奥深い表情を撮影し、モノクロ写真の魅力について木之下氏から講評を受けるワークショップ「木之下晃ワークショップ 人生のマエストロ 寿齢讃歌(すばらしきひとたち)」を実施。それが「寿齢讃歌-人生のマエストロ-写真展」の始まりでした。

以来、茅野市美術館の市民サポーターが中心となり、毎年「寿齢讃歌-人生のマエストロ-写真展」を開催。木之下氏が2015年(平成27年)に逝去されてからもその遺志を引き継ぎ、写真家・英伸三氏をお迎えしてモノクロ・カラーの両作品による写真展を継続しています。

コンセプト

  • 写真を通してお年寄りを元気にする
  • コンテスト形式はとらない
  • 応募されたすべての作品を茅野市美術館に展示する
  • 元気なお年寄りの姿を次世代に残す
  • 市民が創造する文化を内外に発信する

テーマ

人生を積み重ねた高齢者の奥深い表情や、生活を営む姿を撮影して、高齢者を讃えて歓びを届け、それを次世代に伝えていく。

特徴

  • 全国から気軽に参加いただくためコンテスト形式はとらず、応募者すべての作品を展示する。
  • 公募写真は写真家による講評を経て、大判プリントに出力して美術館に展示する。
  • 未来に残すため作品集にまとめ、アーカイブサイトにて公開する。

講師プロフィール

木之下 晃

(寿齢讃歌-人生のマエストロ-写真展Ⅰ~Ⅸ)

1936年長野県諏訪市生まれ。諏訪清陵高校卒業後、日本福祉大学で学ぶ。中日新聞社、博報堂を経て、フリーの写真家となり、音楽関係の写真を専門に国内外で活躍。写真集の刊行は45冊、写真展は80回以上を数える。主な受賞歴は1971年日本写真協会賞新人賞、1985年第36回芸術選奨文部大臣賞、2006年日本写真協会賞作家賞、2007年紺綬褒章、2008年第18回新日鉄音楽賞特別賞。2009年4月より日本福祉大学客員教授。2015年1月逝去。

英 伸三

(寿齢讃歌-人生のマエストロ-写真展11~)

1936年千葉市生まれ。東京綜合写真専門学校卒。日本写真家協会会員。現代写真研究所所長。主な受賞歴は1965年個展「盲人―その閉ざされた社会」と『アサヒカメラ』の《農村電子工業》で日本写真批評家協会新人賞・日本写真協会賞新人奨励賞、1971年写真集『農村からの証言』で日本ジャーナリスト会議奨励賞、1982年写真展「英伸三・桑原史成 ドキュメント二人展」で第7回伊奈信男賞、1983年写真絵本『みず』でボローニャ国際児童図書賞グラフィック賞。

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