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「縄文のうた」 2編の詩
「つないで」「まあるい星の まあるいムラで」
縄文アートプロジェクトで、公募した詩作品を選定し、作曲した「縄文のうた」のお披露目となる「縄文のうた 完成発表会」を12月13日(土)、茅野市民館マルチホールで開催しました。雰囲気の異なる2曲「つないで」「まあるい星の まあるいムラで」を、市民の皆さんや実行委員会有志、約40名がステージで披露しました。
「縄文のうた」は、茅野市民館10周年を迎える平成27年11月に上演する作品のテーマソングとして詩を募集し、小学4年生~80歳代まで、合わせて60名の皆さんからご応募いただきました。その73編のなかから1編を選ぶ予定でしたが、最終選定で残った2編の詩が、作曲いただいた神山純一さん(作曲家、編曲家)により、それぞれ雰囲気の異なる素敵な曲となったことから、2曲を「縄文のうた」としました。
【縄文のうた】(作曲:神山純一)
「つないで」(作詞:五味三恵)
「まあるい星の まあるいムラで」(作詞:星野妙子)
→歌詞はこちらより
会場では、詩の作者のお2人をご紹介。縄文アートプロジェクト実行委員長の柳平千代一茅野市長から、神山純一さんのサイン入り楽譜と、国宝土偶「仮面の女神」のレプリカをお贈りしました。
発表会のお披露目は、作曲いただいた神山純一さんがピアノ伴奏をしてくださるスペシャル・バージョン。「茅野、縄文、八ヶ岳。この場所の誇る素晴らしさを発信できるテーマ曲になったらいいなと始まった。これをきっかけに、みなさんが聞いて歌って、磨いて、心のなかに響いて広がっていけば。茅野の人はみんな歌える、ということになったらとても素晴らしい」とお話していました。
「つないで」は、命や夢を未来につないでいく内容で、しっとりとしたメロディー。「まあるい星の まあるいムラで」は、輪になって歌い、踊ろうと呼びかける内容で、一緒にかけ声をかけたくなる軽快な曲調です。 歌った皆さん、来場した皆さんから「いい曲だね」「歌いたくなるね」とたくさんの声をいただきました。12月21日(日)に市民館で開かれた、茅野市縄文プロジェクト「土偶(仮面の女神)国宝指定記念事業-今、なぜ、「縄文」か-」でも披露しました。
現在、「縄文のうた」の2曲を大勢の皆さんに歌っていただけるよう、カラオケ・ピアノ伴奏のCDと、伴奏楽譜を作成中です。どうぞお楽しみに!