常設展
生誕110年 矢﨑博信
シュルレアリスムがみせる夢
令和6年度のはじまりとなる第1期収蔵作品展は、2024年で生誕110年を迎える茅野市出身の洋画家・矢﨑博信(1914-1944)を特集します。 矢﨑は1933年に帝國美術学校(現武蔵野美術大学)へ進学。在学中日本のシュルレアリスム(超現実主義)を標榜した先駆的グループを仲間と結成し、自らの生きる現実世界に幻想を重ねあわせるような作風を見出します。卒業後は郷里へ戻り、教員を務めながら、俳諧と絵画の融合を試みましたが、3度目の召集の末、29歳の若さで戦死しました。 本展では収蔵作品の中から約35点をご紹介いたします。 短い生涯のなか、折々に変化していく作品の数々をお楽しみください。
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