企画展
寿齢讃歌 ―人生のマエストロ― 写真展 18
高齢者を被写体にした公募写真展「寿齢讃歌」 今回は公募をせず その歩みをみつめます |
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寿齢讃歌 ―人生のマエストロ― 写真展
「寿齢讃歌(じゅれいさんか)―人生のマエストロ―写真展」は、高齢者を被写体にした公募写真展です。人生を積み重ねてきた高齢者、いわば人生のマエストロたちの表情・姿を撮影し、次世代に伝えていくことを掲げ、長野県諏訪市出身の写真家・木之下晃氏のプロデュースにより始まりました。初回から木之下氏を講師に、公募写真をモノクローム(白黒)の作品にして展示。2015年に木之下氏が逝去され、2016年度(第11回)からは写真家・英伸三氏を講師に、モノクロームとカラーの作品を募集、展示してきました。 茅野市美術館サポーターが企画制作を担い、市民協働で行っており、地域をはじめ全国各地からこれまでに寄せられた写真は、1,600点以上。撮影者それぞれの視点でとらえたお年寄りの表情、姿をお届けしています。 茅野市美術館が併設された文化複合施設「茅野市民館」は、今年2023年に開館から18年を迎えます。社会では成人となる「18歳」にあたり、地域の文化創造の歩みをみつめる時期ととらえています。茅野市民館の誕生とともに歳を重ねてきた「寿齢讃歌」。18年目を迎える今回はその歩みをみつめる展覧会として、写真公募はせず、これまでに寄せられた写真のなかから作品を取り上げ、展示します。 |
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寿齢讃歌 ―人生のマエストロ― 写真展 18
写真展
写真展
高齢者を被写体とした公募写真展「寿齢讃歌」 今回は第17回までの軌跡をふりかえります ・2006年〜2022年の公募写真から85作品を展示 ・これまでの歩みをたどる資料を展示
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「寿齢讃歌」のあゆみ
2005年10月 茅野市民館 開館 講師:木之下 晃 |
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木之下 晃(きのした・あきら) |
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1936年長野県諏訪市生まれ。諏訪清陵高校卒業後、日本福祉大学で学ぶ。中日新聞社、博報堂を経て、フリーの写真家となり、音楽関係の写真を専門に国内外で活躍。写真集の刊行は45冊、写真展は80回以上を数える。主な受賞歴は1971年日本写真協会賞新人賞、1985年第36回芸術選奨文部大臣賞、2006年日本写真協会賞作家賞、2007年紺綬褒章、2008年第18回新日鉄音楽賞特別賞。2009年4月より日本福祉大学客員教授。2015年1月逝去。 |
講師:英 伸三
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英 伸三(はなぶさ・しんぞう) |
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1936年千葉市生まれ。東京綜合写真専門学校卒。日本写真家協会会員。現代写真研究所所長。農村問題などを通じて日本社会の姿を追い続けた。1992年から中国の上海と江南一帯の明、清時代の面影を残す運河沿いの鎮を訪ね、「改革・解放」の近代化政策によって姿を変えていく街のたたずまいと人びとの暮らしぶりを記録している。 |
寿齢讃歌―人生のマエストロ―写真展 アーカイブサイト |
このアーカイブサイトでは、「寿齢讃歌」のこれまでの活動記録や、 ご応募いただいた写真作品(第11回~)をご覧いただけます。 |
主 催:茅野市美術館、茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造
企画制作:NPO法人サポートC 美遊com.
協 賛:日本福祉大学、エクセレントライフ蓼科(エクセレントライフ株式会社)、医療法人清風会、社会福祉法人聖母の会、
社会福祉法人平成会、医療法人LAGOMライフクリニック蓼科・株式会社リゾートケアハウス蓼科
企画協力:株式会社木之下晃アーカイヴス
後 援:長野県教育委員会、茅野市、茅野市教育委員会、岡谷市教育委員会、諏訪市教育委員会、下諏訪町教育委員会、富士見町教育委員会、
原村教育委員会、茅野市社会福祉協議会、株式会社日本写真企画、信濃毎日新聞社、長野日報社、市民新聞グループ、中日新聞社 、
エルシーブイ株式会社