主催事業
地域を歩くワークショップ
講師:篠原昭登(洋画家・一水会常任委員・日展会員) ●日 時 平成21年5月3日(日・祝)9:30~12:30 ●会 場 岳麓公園 ●主 催 茅野市美術館 ●協 力 NPO法人サポートC 美遊com. 茅野市美術館では昨年度より「茅野市美術館 地域をみつめるプロジェクト」をスタートしました。今年度も、多くのゲストを迎えながら、様々な角度から地域をみつめます。 |
「地域を歩くワークショップ」の会場である岳麓公園は、池や水路、様々な植物があり、そして山や水田も近くに見える場所です。当日は定員を超える45名の皆さんに、参加いただきました。 |
|
篠原昭登氏から「スケッチには3つの楽しみがあります。描く場所と描く物をみつける楽しみ、描く楽しみ、描きためたスケッチを見る楽しみ。ですから、誰かに描く場所を決めてもらうのではなく、自分で描くところを探しましょう」との話がありました。テーマを「私のみつけた場所 私の描きたいもの」としました。スケッチについての説明の後に、参加者は篠原昭登氏の案内で岳麓公園内を歩きました。 | |
集合場所へ戻った参加者に、篠原昭登氏より「描きたい場所はみつかりましたか?」と問いかけがありました。篠原昭登氏がみつけた場所として、岳麓公園で描いたスケッチを数点、見せていただきました。篠原昭登氏の案内や説明により、自然の中にある「美」について、それぞれに新たな発見があったのではないでしょうか。その後、参加者はそれぞれ気に入った場所でスケッチをはじめました。 | |
参加者のスケッチ終了後、篠原昭登氏による講評会を行いました。5人ずつ前に出て、講評を受けました。良い点、直した方が良い点など、様々なコメントがありました。最後に篠原昭登氏から「今日がきっかけで、スタートです。やっていくうちに仕事というものは、良くなります。積み重ねが大事です。ぜひこれから頑張ってください。」との言葉があり、拍手のうちにワークショップは終了しました。 | |
「地域を歩くワークショップ」は、茅野市美術館サポーターである「NPO法人サポートC 美遊com.」の皆さんのご協力を得ました。事前の会場確認、当日の道案内、駐車場整理、受付、公園内の安全確認などです。ワークショップ終了後は、篠原昭登氏、茅野市美術館学芸員とともに反省会を行いました。その後、茅野市民館ロビーにて、篠原昭登氏とともにスケッチの展示作業を行いました。 | |
「地域を歩くワークショップ 参加者のスケッチ展示」を、2009年5月4日から5月31日まで、茅野市民館ロビーで行いました。 | |
|