主催事業
木之下晃ワークショップ 「寿齢讃歌3-人生のマエストロ-」 公募写真展
今年3回目を迎えるこの公募写真展は、80才以上の方々が被写体になり、その写真をモノクロデジタル化し、木之下晃氏とのワークショップ(写真のトリミングやコントラスト調整)を経て、大判デジタルプリント(600mm×700mm)で展示するものです。この企画は、平成18年、茅野市美術館にて開催された茅野市寄贈記念「木之下晃写真展 世界の音楽家」の関連企画で行われ、公募された方々、来場者、被写体となった高齢者の皆さんにたいへん喜んでいただきました。 「マエストロ(巨匠)」たちの表情をモノクロで追求し続けられている世界の音楽写真家木之下晃氏との交流の中で、今現在を記録に残す事の大切さ、モノクロ写真の奥深さを教えていただきました。広く一般の方々にも写真への興味を膨らませていただくために、茅野市が全国の先端として、高齢者への対策が進んでいること、身近な日常で接している人生のマエストロたち(高齢者の素晴らしい表情)を写真で公募し、未来への遺産としたいと願うものです。 この企画を単発的な企画で終らせることなく、継続的に進めていく価値があるものと考えております。前記いたしましたように、茅野市が高齢者対策の全国的な「メッカ」となるように、将来は、この企画を全国的な規模に、世界的な規模に展開して行きたいと、考えております。また、昨年、一般から公募をした美術館サポーター(美遊com.)とNPO法人サポートCとの協働で企画運営を進めていく予定です。このような趣旨でのワークショップ、市民との協働作業で行う手作り写真展の開催は、たいへん意義のあることだと思います。アーティストと市民のコラボレーションが人口6万人足らずの地方都市から、世界に向けて発信するメッセージになることを確信いたします。 |
スケジュール |
公募写真展の作品募集 2008年4月 2日(水)~5月31日(土) 市民館事務室にて受付 |
テーマ 被写体として80歳以上の方々。 応募資格 年齢、性別、国籍、プロ・アマチュアの別を問いません。 参加費 一般2,000円 高校生以下1,500円 (参加者には公募作品集を差し上げます) |
木之下晃ワークショップ1 2008年4月5日(土) コンサートホール 19:00~ 入場無料 | ||||
対談 「お年寄りを撮るということ」 前田 利昭 (日本カメラ編集長) 木之下 晃 (写真家) |
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木之下晃ワークショップ2 2008年6月22日(日) コンサートホール 14:00~ 入場無料 |
「公募写真の講評会」木之下 晃(写真家) |
公募作品展示会 2008年8月28日(木)~9月8日(月) 企画展示室 10:00~19:00 入場無料 |
公募された作品をすべて展示いたします。 |
「寿齢讃歌Ⅱ-人生のマエストロ-」公募写真展 募集要項
あなたの写真が茅野市美術館に展示されます。この写真展は賞を与えるコンテストではなく、高齢者の素晴らしい表情を記録して、未来への遺産にしていきたいと考えるものです。応募作品を図録にまとめます。 |
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木之下晃氏の経歴 | copy;Tomoe |
木之下 晃 Akira KINOSHITA 主な著作 主な展覧会 |
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