向井潤吉展 風土をみつめる旅
世田谷美術館所蔵作品による 向井潤吉展 風土をみつめる旅 |
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●会 期 平成20年7月12日(土)~8月24日(日) ●会 場 茅野市美術館 ●開館時間 10:00~19:00 ●休 館 日 毎週火曜日 ●観 覧 料 一般500円(300円) 高校生以下無料 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方は無料 ( )内は前売・20名以上の団体料金 ●問い合わせ 茅野市美術館(茅野市民館内) Tel 0266-82-8222 ※85点のうち、≪真盛る杏花≫(1970年)は、東京富士美術館所蔵の作品です。 本展では長野県更埴市(現千曲市)を取材した同作品を特別展示しています。 |
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「遅れる春の丘より」1986年 |
「岳麓好日」1969年 |
「微雨」1974年 |
「献木伐採」1943年 |
「ふもとの老樹」1969年 |
「妙高高原」1964年 |
「春塘」1984年 |
「六月の田園」1971年 |
記念講演会「向井潤吉の画業にふれて」 |
●日 時 平成20年7月13日(日) 14:00~ ●会 場 茅野市民館 アトリエ ●講 師 橋本善八氏(世田谷美術館 美術担当課長) ●チ ケ ッ ト 入場無料 |
土壁ワークショップ ~赤土をこねて、竹を編んで、土壁をつくろう~ |
●日 時 平成20年7月20日(日)9:00~14:30 平成20年7月21日(月・祝)9:00~16:00 ●会 場 茅野市民館 中庭 ●講 師 藤森照信氏(建築史家・東京大学教授) ●チ ケ ッ ト 入場無料 要事前申込み(7月6日締切・抽選) ●対 象 親子(20組、子どもは小学生から高校生まで) ●協 力 NPO法人サポートC 美遊com. 土壁ワークショップリポート |
朗読会「向井潤吉・旅の記憶、旅の言葉」 |
●日 時 平成20年8月8日(金) 19:30 ●会 場 茅野市美術館 ●朗 読 久保恒雄氏(俳優・黒テント) ●チ ケ ッ ト 入場無料 (要展覧会チケット) |
世田谷美術館所蔵作品による 向井潤吉展 風土をみつめる旅 学芸員によるギャラリートーク |
対話型ギャラリートークです。おおよそ30分程度を予定しています。 ●日 時 平成20年8月9日(土)17:00、8月23日(土)14:00 ●会 場 茅野市美術館 ●チ ケ ッ ト 要展覧会チケット |
向井潤吉(1901~1995)は京都市に生まれ、関西美術院に学びました。1920年に二科展に初入選後、1927年に渡欧、ルーヴル美術館で摸写に没頭し、技法、表現の研究を重ねました。1930年には樗牛賞を受賞し、1933年からは、東京都世田谷区にアトリエを構え、制作拠点としました。そのアトリエは現在、向井潤吉アトリエ館となっています。 1937年からは陸軍報道班員として、戦争記録画の制作にも従事し、1945年には行動美術協会の創立会員となります。戦後復興と高度経済成長の中、失われていく風景を記録していくことをライフワークとして茅葺屋根の民家をモチーフに日本全国の風景を描き続けました。また長野の風土を愛し、長野を取材した作品を数多く残しました。今回、1919年(大正8年)、18歳の《自画像》から、現場で制作した最後の作となった1988年(昭和63)年、87歳の《湖東の家》までの作品を展示し、里山の風景と調和し、見る者を惹きつけたその一貫した思想や表現力の秘密を世田谷美術館が所蔵する作品群により、85点(油彩69点、水彩16点)を精選し、画家の魅力と生涯を探ります。 |
向井潤吉 |