常設展
アートの可能性
「アート」とは何でしょうか。何を「アート」と指すのでしょうか。作家が作品を制作する行為を「アート」と呼ぶとすれば、作家が生み出した作品に鑑賞者が向かい合うとき、そこに生まれる様々な思いや感情を「アート」と呼んでも良いのではないでしょうか。さらに鑑賞者同士が作品への思いや感情を述べ合うとき、この「アート」はより深まっていくのではないでしょうか。 そんな思いで作品をみつめるとき、様々な「アート」が存在することを感じることができるように思います。まさに本展のタイトルである「アートの可能性」を、本展では深めることを試みたいと考えています。 平成19年度、20年度に彫刻家・立川義明、書家・津金孝邦、陶芸家・長田豊土、洋画家・中沢優子の作品が新たに収蔵作品に加わりました。 本展では4人の作家の作品に加え、収蔵作品の中から、宮芳平、武井武雄、小堀四郎、小口正二、矢崎博信らの様々なジャンルの作品を展示します。 また本展では、会期中に「みんなで話そう作品鑑賞会」と題した鑑賞会を5回、学芸員がナビゲーターとなって行います。あらためて作品から受ける思いや感情をみつめ、参加者同士で話し合うことでその思いや感情を深めていくことを試みます。この鑑賞会にご参加いただけない皆様も、作品と向かい合い、さらにどなたかと作品から受ける思いや感情を話し合ってみてはいかがでしょうか。そこに新たな発見が生まれるかもしれません。 本展を機会に、様々なアートの側面、そしてその可能性をみつめていただければ幸いに存じます。 ●会 期 平成21年1月16日(金)~4月5日(日) ●会 場 茅野市美術館 常設展示室 ●開館時間 9:00~19:00 ●主 催 茅野市美術館 ●休 館 日 毎週火曜日 ●観 覧 料 入場無料 ●問い合わせ 茅野市美術館(茅野市民館内) Tel 0266-82-8222 |
第4期収蔵作品展 アートの可能性 みんなで話そう作品鑑賞会 第4期収蔵作品展「アートの可能性」の会期中、「みんなで話そう作品鑑賞会」と題した鑑賞会を5回、学芸員がナビゲーターとなって行います。あらためて作品から受ける思いや感情をみつめ、参加者同士で話し合うことでその思いや感情を深めていくことを試みます。 ●日 時 平成21年1月25日(日)、2月14日(土)、2月28日(土)、 3月15日(日)、3月29日(日) 各13:00~ ※おおよそ30分程度を予定しています。 ●会 場 茅野市美術館 常設展示室 ●主 催 茅野市美術館 ●チケット 入場無料(事前申込不要) ●問い合わせ 茅野市美術館(茅野市民館内) Tel 0266-82-8222 |
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