常設展
●会 期 平成18年8月10日(木)~9月27日(水)まで ●会 場 茅野市美術館(茅野市民館内)常設展示室 ●開館時間 9:00~19:00 ●休 館 日 毎週火曜日 ●観 覧 料 無料 |
特集1 高原に集(つど)った 画家たち―油彩画 小堀四郎 「親湯温泉への道」 |
出品作家によるギャラリートーク |
●日時:8月26日(土)午後1時30分~午後2時30分 |
特集1 高原に集(つど)った画家たち―油彩画 |
豊かな自然に囲まれた諏訪地方は、以前から多くの作家を惹(ひ)きつけてきました。中でも茅野市の蓼科高原に滞在したりアトリエを構えたりし、同地を取材した作家は少なくありません。特集の一つとして、蓼科高原での滞在経験を制作活動に活かしてきた画家たちの作品を当館コレクションの中から紹介いたします。また、諏訪地域に居住し、このふるさとの自然を描いたり、自然から受ける印象を作品に織り込んだりしてきた画家たちの作品をあわせて展示いたします。
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特集2 地域の美術を形づくった作家たち―日本画・版画・彫刻・工芸・書 |
諏訪地方には、数千年前に縄文文化が栄えるとともに、諏訪大社が文化の中枢を担ってきた歴史があります。諏訪大社に関わる大隈流、立川流の建築・彫刻、そこから派生した金工・工芸、また農民美術などは、近代に至る過程でこの地に興(おこ)った美術の流れのなかでも主要な例といえるでしょう。明治期から現代にいたる当館の収蔵作品にも、こうした先人の美意識は脈々と受け継がれています。その中で、現在の地域美術の基礎を築き、各分野に大きな影響を与え続けている作家の作品(ただし、今回は油彩画分野を除いた作品。現在活躍中の作家も含む。)の一端を展示いたします。なお、今回紹介した作家は、地域美術を形づくった作家の一端であり、他にもさまざまな作家が、地域美術活動を引っ張ってきました。こうした作家たちは、作品制作と同時に地元の美術活動を支援、指導しており、教育普及の面でも大きな役割を果たしています。 |
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