もっとみんなにミュージアム(美術館・博物館)に親しんでもらいたい! という思いで、はじまった企画。「ちの旅案内人」がガイドを務め、定員20人のマイクロバスで、丸一日かけて市内を見て回ります。毎回、茅野ならではのテーマを定め、ミュージアムを順番に訪れるだけではなく、市内の様々なスポットもめぐるのがポイント。文化・芸術を育んだ茅野のまちそのものを、テーマに沿って見直すことで、見慣れたまちが一変します。
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地域がもともともっている魅力に改めて光をあてて、気づきなおし、組み合わせ、つないでみたい。そんな、茅野の魅力を編集する=「ちのを編む」という視点で、地元の方々の取り組みを直接うかがう集まり「みんなのサロン」を2019年から6回開催してきました。ミュージアム(美術館・博物館)や、市民活動・生涯学習・観光・産業にかかわる機関のスタッフが進行役となり、地元の皆さんが自ら取り組んでいる活動を紹介する内容です。
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開催時のチラシ
文化や芸術というと敷居の高いもののように感じてしまう方が多いのが現実。参加者からも「ミュージアムに来たのは中学校以来」「ずっと茅野に住んでいるけど機会がなかった」という声が聞かれました。本当は、文化や芸術はミュージアムの建物の中だけではなく、日常の暮らしの中にあるもの。この地の風土の中で生まれた生き生きとした暮らしこそは、茅野を形作る文化に他なりません。まさに「地域そのものがミュージアム!」です。
「ちのミュージアム・ピクニック」では、茅野の人々の営みを、ミュージアムの展示とひとつの文脈の中で眺めてみました。日々の暮らしと文化・芸術とがしっかりとつながり、何気ない風景に芸術を感じたり、これまでより文化に親しみを感じたりするきっかけになったのではないでしょうか。
「ちのを編む みんなのサロン」では、熱い想いをもって活動している地元の人に語り手になってもらいました。ふだん発信が難しいそれぞれの活動の、やりがいや魅力はもちろん、伝えたい想いや困りごとも、もっとみんなに知ってほしい。集った人たちにゆるやかなつながりが生まれたり、これまで触れてきたことの見え方が違ってきたり、すぐ隣にある「宝ものを再発見!」する機会となりました。
茅野市には、考古、自然・人文、古文書、美術といった異なる館種のミュージアム(美術館・博物館)があります。そこで、各館の魅力や役割をつなげて地域を中心に広く発信し、新たな活用を推進するため、2012年度から連携事業「茅野市ミュージアム活性化事業」が始まりました。さらに、ミュージアムの魅力や役割と、地域の多様な機関とをつなげる「茅野市文化芸術推進事業」が2018年度からスタート。教育施設やコミュニティ施設、コワーキングスペース、観光関係団体などの関係機関とミュージアムが共働し、文化・芸術の視点から地域とミュージアムが有する多面的な可能性を生かした事業を行うことで、文化・芸術と暮らしの新たなつながりを見出してきました。
http://www.chinoshiminkan.jp/chino-museum/
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