民謡 - 泉野上槻木

【対象者】
有賀秋男さん(九十六歳)

【内容】
ダンチョネ節など
戦争に行く前の思いのこもった唄の思いを聞く。
市役所に歌詞を展示し、それが新聞記事になったのを見て、電話を頂いたので、訪問して話を伺った。こたつの横に座って、パソコンに映し出される取材映像を食い入るようにご覧になり、懐かしいと云う。昭和十三、四年頃の招集前の、もう帰ってこれないかもしれないという不安な気持ちを持って唄ったダンチョネ節は忘れられないと語る。
その当時の人たちの思いのこもった歌詞を集めてほしいと話された。
山浦は北山浦、南山浦に分かれていた。泉野は原村に近い文化で、踊りも原村の払沢、中新田、八ッ手等に行った。湯川、柏原には行ったことがない。
交流も 今の駅のほうに行くのではなく、横に繋がっていた。
泉野は北山とダンチョネの雰囲気が違った。北山は北の山浦節で、泉野の縦のラインで異なっていて、泉野は南の山浦節、原村八ッ手、中新田、菊澤、穴山、富士見との交流のほうが多かったと話された。

 

この企画は、平成24年度文化庁「地域の遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」補助事業です。

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