【対象者】
柳澤忠男さん(八十歳)、柳澤くにゑさん、柳澤きくせさん
【内容】
ダンチョネ節などの聞き取り
・いつから始めましたか。
高等科が下がってから、青年学校の頃。
・いつから、いつぐらいまでやっていましたか。
女は嫁入り前まで。男はもっとやっていたかも。
・どんなときにやっていましたか。
お盆、天神様、燈篭祭六月、お盆は十六日午後から夜まで。
・いつ頃始まったか知っていますか。
親の代にもあった。
・どういう人たちが、やっていたのですか。
結婚前の人。周りに見ている子どもや年よりもいた。
・誰から教わったのですか。
特に教えたり教わったりしない。処女会があり参加。
・地域の中で、いつまでやっていましたか。
戦後は天神さまの灯籠祭にもやった。
・どこでやっていましたか。
湯川子の社、功徳寺、六月秋葉社、津島社、天満宮(六月二十四日)、塩沢
・今はどこでやっていますか。
功徳寺
・どんな状態でおどりますか。
輪になって踊る。
・どのような曲を踊っていましたか。
木曽踊り、エーヨー節、ダンチョネ節、杜鵑峡節、伊那節、私ゃ谷間の娘~(?)
・どんな歌詞、唱え言葉、合の手、掛け声ですか。
オラ、ダンチョネ…
・どんな格好でやっていたか。
女性…浴衣、お太鼓帯、下駄 (背の高さにより駒下駄、高歯下駄)
男性…ふんごみに浅黄の法被、お盆には着流し(長ぞそ=長すそ)男でも裾模様の着物を着た。白地のもうか(木綿夏の着物)
・どのように練習しましたか。
輪に入れば自然に覚える、特に練習はしない。
・起源、由緒、派生について
不明。戦前の毎夏、宮様が小斉の湯や滝の湯、美幸などに来て、青年会で踊りを見せに行った。
この企画は、平成24年度文化庁「地域の遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」補助事業です。