長持 - 金沢下

2010/07/04

古くから活動している金沢長持ちは、揃いの胴着、猿股、脚絆、藁草履の出で立ち。
国道沿いの家を周り、金鶏の湯付近から再び国道沿いの家一軒ごと、丁寧に振り込んでいく。各家では、総出で迎えている。
宮坂今朝勝さん(七十五歳、六十年間長持ち唄を唄ってきた)によると、長持ちは江戸時代、金沢宿から杖突峠を越えて荷物を運んだ長持ちが起源で、山道を移動するので足を高く上げるのが特徴だという。
現在は伝統行事の保存のために、権現神社例祭に行ない、本年は小宮祭でも行なう。
長持ち二棹と大きいおかめ一つは公民館に保存している。



この企画は、平成24年度文化庁「地域の遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」補助事業です。

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