長持ちは、昔からあったが、途絶えており、昭和四十三年に再興した。
元々横内と駅前は一緒の地区だったので、小宮祭には一緒に長持ちを出す。駅前としては、昔は御柱をやらずに長持ちだけをやっていた時もあったという。
金沢流の雲助長持。丈が長めのそろいの法被姿で行う時と、女装などの仮装姿で行う場合がある。御柱の服装で腹掛けの人や、茅野駅前の古い法被姿の人もあり、地域の経験者が一緒になって楽しんでいて、茅野の中でも歴史を感じる。
長持ち唄は女性の歌い手も唄っている。足先を左右に振るように高く上げる。オカメは三連。
なお、駅前長持ち保存会では祭だけでなく 諏訪市のおぎのや、宮川オカメ神社などで、観光客に長持ちを担ぐ体験コーナーを行なう等日常的にも活動し、観光にも一役かっている。
この企画は、平成24年度文化庁「地域の遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」補助事業です。