盆の行事 - 迎え盆、送り盆

8月中旬

【八月十三日(日)】
迎え火をたいて先祖を呼ぶのは以前は子どもの役割だった所もある。また、お墓に行かずに墓地につながる道沿いの川端にお迎えするところもある。また以前は仏様をお連れするのに墓の前で仏様を背負うような真似をして家まで背負ってくるという事もやっていた。

【八月十六日(火)】
薄暗くなるのを待ち、松明に点火、列になって松明をかざし「爺さん婆さんこの灯りでお帰りお帰り」と言いながらお墓山に上っていく。
 小屋の前まで行くと、小屋から萱、萩、小枝などをおろし、直径三メートル位の大きな穴(昔相撲の土俵があった所)に運び、子ども達が穴の周りに集まって一斉に火を点ける。火が燃え上がると回りで松明を持ったまま「爺さん婆さんこの灯りでお帰りお帰り」と繰り返す。(豊平福沢)

 

この企画は、平成24年度文化庁「地域の遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」補助事業です。

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