一月九日にどんど焼きを行ない、十日に悪魔っ払いを行なった。
四組に分かれて区内を回るが、獅子は二面あり、太鼓を鳴らして家々を回る。頼岳寺より上の地区、線路上の地区は 獅子を持ち、太鼓をたたいて各家を訪れる。
線路下の二組は面を付け、鈴やご幣を持って回る。それぞれ、やり方が違い、
「悪魔っ払い、お祝いなして」と言って回る組や、「福舞い込め、福舞い込め」と言いながら家の玄関前を輪になって回る組もある。「鶴」と呼ばれる手作りの飾り物を一軒ごとに配っている。
一軒ごとに丁寧に回っていて、特にあいさつを丁寧に行なう。頂いた祝儀は学年により、決められた様に六年生から分配される、古い云われなどは不明であるが、面や太鼓などからみると古いものであることは自明。
この企画は、平成24年度文化庁「地域の遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」補助事業です。