共催
T/IT: 不寛容について
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人類という種の、創発性と残虐性は同根の果実であり分かち難い。 でもだからと言って、わたしたちはそれに呑み込まれてしまうのか? |
旧人類は 500 万年進化しなかったと言われている。そこに、現人類が現れ、他の動物の殺戮をはじめた。手も知識もが「力」となり、より大きな力を生み出す創意工夫が文明を発展させていく。やがてヒトは、 「全能な力」を崇拝する。共に祈りを捧げ儀式を執り行うといった連携は、深い絆となり絶大な効力を持ち、ひとつの共同体となる。同じ神を信じない者への弾圧は 残虐を極めたため、他者との共存を図るために「寛容」という概念が生まれなければならなかった。共同体はしだいに国家となり、 社会のどの集団よりも上位に位置する権力で、「暴力を独占」 していった。ヒトは力に執着し、共同体は国家として、暴力の正当性を主張する。武器は、鈍器なものから鋭利なものへ発達し、そして弾丸となりやがて情報となった。創発性と残虐性は、同根の果実であり分かち難い。でも、だからと言って、わたしたちはそれに呑み込まれてしまうのか。 |
出演:小倉笑、合田有紀、田中遊 (正直者の会)、辻本佳、長良将史、野村香子 |
監督・照明:藤本隆行 (Kinsei R&D) 振付:鈴木ユキオ (YUKIO SUZUKI projects) 音楽:山中透 映像:長良将史 ドラマトゥルグ:シンヤB |
映像制御:小西小多郎 映像プログラミング:白木良・神田竜 衣装:北村教子 音響:甲斐宣明 (WHITELIGHT.Ltd) 舞台監督・大道具:黒飛忠紀 (幸せ工務店) 制作進行:高樹光一郎(Hiwood) フライヤーデザイン:南琢也 広報写真:金サジ 技術協力: カラーキネティクス・ジャパン株式会社 有限会社タマテックラボ パイフォトニクス株式会社 |
[お問合せ] ハイウッド TEL : 03-6302-0715 hiwood.info@gmail.com |
主催:一般社団法人Kinsei R&D 共催:茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造 助成:ARTS for the future 2 |