サンセット＆ブルーライト 展望台からの“響き”

夕暮れの空気に溶け込む音色を
青い光とともにお届けします

茅野市民館ではコロナ禍のなか、4月からの臨時休館を経て再開館する6月1日に合わせ、未来の希望に向けた文化芸術による創造活動の提案として、市民館イベントスペース展望台から無観客の野外演奏をお届けする「サンセット＆ブルーライト 展望台からの“響き”」を実施しました。

イベントスペースでは、臨時休館中の4月26日から毎晩、新型コロナウイルス感染拡大の最前線に立つ医療関係の皆さまへ感謝と応援の気持ちを込めた「青い光」のライトアップを実施してきました。市民館の再始動にあたり、青い光とともに優しく響く音色を夕暮れの空気に溶け込ませる表現として、展望台からの野外演奏を企画しました。

地域ゆかりのヴァイオリニスト・浜匡子さんを演奏者にお迎えし、インターネットでのライブ映像配信のほか、地元クリエイターによるドローン撮影を生かしたアーカイブ映像を作成。地域をはじめさまざまな皆さまにお楽しみいただけるよう、映像を公開しています。

八ヶ岳を望む展望台から、夕暮れる空のもと灯される色とりどりの光とともに、わたしたちの暮らすこの地の空気にヴァイオリンの音色が沁み込んだひととき。どうぞお楽しみください。

邦楽の“しらべ”

茅野市民館では、希望のある新しい未来に向けた文化芸術による創造活動の提案として、長野県ゆかりの演奏家による邦楽の演奏をお届けします。 2019年度、茅野市民館共催事業として開催した「第1回万華鏡コンサート」では、県内ゆかりの邦楽愛好家がプロ、アマを問わず舞台に立ち、演奏を披露しました。地域の方からの提案により実現したコンサートで、地域のお客さまとともに邦楽の新たな楽しみを見いだせるような機会となりました。 今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりましたが、このコロナ禍でも邦楽の灯を絶やさず、未来につなぐための取り組みとして、地域ゆかりの演奏家による演奏を当日インターネット上でライブ配信するほか、アーカイブ映像を後日公開します。 日　　時 2020年8月10日（月・祝）14:00開始 会　　場 茅野市民館 ロビー プログラム・ 出演 「三弦、箏、十七弦による四重奏曲」 箏カプリース（渡辺邦子、横山まり子、有賀喜栄、小澤直子） 「琉球民謡による組曲」「ありがとう」 わかな（小島真理、大橋利香、青柳美江子、渡辺淳）