主催事業
オペラ 「森は生きている」
わがままな女王のきまぐれからはじまった
かごいっぱいの金貨につられたマツユキ草探し むりやり冬の森に行かされた〈むすめ〉が出会ったのは 〈時間〉をつかさどる自然のまもり手 一月から十二月まで 十二人の〈月の精〉たちだった “もえろ もえろ あざやかに” 月たちが歌う焚き火のぬくもりのなかで 〈むすめ〉はなにをもらったか? 女王はなにを学んだか? 今から60年前に劇団俳優座により、日本で初めて上演された「森は生きている」の劇中歌を作曲したのは、当時23歳の作曲家・林光でした。観終わったこどもたちが“もえろ もえろ あざやかに”と歌いながら会場を後にする姿を目にし、作曲家という仕事を一生の仕事にしようと心に決めたといいます。その後「森は生きている」の歌は全国に広まり、1992年こんにゃく座によりオペラ「森は生きている」が初演されました。人と人とのつながり、人と自然とのつながりを描き、楽しみ、かつ考えさせられるこのオペラは、たくさんのこどもたちを含む観客の目によって磨かれ、多くの人々に親しまれ、初演以来毎年公演を重ねています。音楽の親しみやすさとスケールの大きさをあわせ持つ、12人の歌い手とピアニストが贈る、ロシアの森を舞台に繰り広げられる、心温まる物語です。 |
公演
日 時 |
2015年12月3日(木)19:00開演 18:30開場 ※茅野市内全小学4年生対象の招待公演が 12月4日(金)にあります |
会 場 | 茅野市民館マルチホール |
出 演 | オペラシアターこんにゃく座 |
原 作 | サムイル・マルシャーク (湯浅芳子訳による) |
台本・作曲 | 林光 |
演 出 | 大石哲史 |
スタッフ | 美術:池田ともゆき 衣裳:半田悦子 照明:成瀬一裕 振付:楠原竜也、 舞台監督:久寿田義晴 音楽監督:萩京子 |
問合せ | 茅野市民館 Tel 0266-82-8222 |
チケット
発売日 | 2015年11月12日(木)(予定) |
料 金 | 全席自由 ※当日各300円増 おとな2,000円 こども(高校生以下)1,000円 親子(おとな1名+こども1名)2,500円 [茅野市民館友の会会員] おとな1,800円 こども(高校生以下)800円 親子(おとな1名+こども1名)2,000円 |
チケット取扱い | |
茅野市:茅野市民館、NPO法人サポートC事務局(茅野市民館内)、シマダヤ楽器店、ベレックLCV/富士見町:今井書店ふじみ店/諏訪市:平安堂諏訪店/岡谷市:笠原書店本店
インターネットチケット取り扱い
EVENT-NAGANO http://event-nagano.net/
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あらすじ
新しい年を迎える大晦日。わがままな女王が、四月に咲くマツユキ草がほしいと言い出したため、国じゅうは大騒ぎ。ほうびの金貨に目がくらんだ継母と姉娘のいいつけで、マツユキ草を採ってくるようにと一人のむすめが真っ暗な森に追いやられる。
森にわけ入ったむすめは、そこで一月から十二月までの月の精たちと出会う。むすめの話を聞いた四月の精は、他の月たちに頼んで一時間だけ「時」をゆずってもらう。冬の森はたちまち春へと季節をかえ、むすめの目の前で一面にマツユキ草が顔を出す。
むすめの帰りをまちかまえていた継母と姉娘はマツユキ草を取り上げ宮殿の女王の元へ。女王は、自らマツユキ草を摘むために家来たちを引き連れて森へとでかけていく。しかし、そこで待ちうけていたものは…。
主催:茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造
助成:平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
後援:茅野市、茅野市教育委員会、岡谷市教育委員会、諏訪市教育委員会、下諏訪町教育委員会、富士見町教育委員会、原村教育委員会、諏訪教育会、信濃毎日新聞社、長野日報社、信州・市民新聞グループ(7紙)、FM長野、エルシーブイ株式会社、株式会社長野こまち、月刊ぷらざ、JR東日本 長野支社、諏訪地方観光連盟、茅野商工会議所、信州諏訪農業協同組合、読書の森 読りーむinちの