主催事業
Special映画上映会
8月から全4回開催した「映画教室〈中学生編〉」では、中学生の参加者が映像を「撮影」「編集」して「作品」にする体験を積んできました。その作品を、閉館後も街の映画館として残る、茅野新星劇場で上映します。合わせて、中学生や親子におすすめの映画『SUPER8/スーパーエイト』(2011年/111分/アメリカ/字幕版)を上映します。
日 程:12月23日(火・祝)
会 場:茅野新星劇場
ゲスト:酒井耕(映画監督、映画教室〈中学生編〉講師)
鑑賞料:500円(前売券、当日券とも)
〈前売券取扱い〉茅野市民館
※お車でお越しの際は、茅野市民館駐車場をご利用ください。
スケジュール 12:00 開場
13:00 「中学生監督の作品」上映
※中学生監督とゲストによるトークあり
=== 休憩 ===
14:15 『SUPER 8/スーパーエイト』上映
※上映前にゲストによるトークあり
(16:10終了予定)鑑賞作品 「映画教室〈中学生編〉」参加者の作品
『SUPER8/スーパーエイト』
☆茅野新星劇場ロビーにて当日、映画教室〈中学生編〉をご紹介! 関係資料などを展示します。
■中学生監督の作品 「しょうゆのしずく」
(17分)「ライダー秀忠」
(18分)「冬の二日間」
(13分)
■SUPER 8/スーパーエイト
1979年、アメリカ・オハイオ州の小さな田舎町。事故で亡くした母への思いを抱えながら、保安官代理の父ジャクソンと暮らす少年ジョーが夢中になっているのは、友達との8ミリ映画の自主制作。ある日、気になる少女アリスを誘った駅舎での撮影中、列車の脱線事故に遭遇し、不可解な事件に巻き込まれていく……。SF、友情、冒険、サスペンス満載のジュブナイル・ムービー!
2011年/111分/アメリカ/字幕版
[監督・脚本]J・J・エイブラムス [出演]ジョエル・コートニー、エル・ファニング、カイル・チャンドラー ほか [製作]スティーヴン・スピルバーグ ほか
『SUPER 8/スーパーエイト』予告編
「SUPER 8」
酒井さんのおすすめ
コメント世界は不条理に満ちている。どうにもならない大きな力にどう立ち向かうのか? 大人たちが思考を停止していく中、子どもたちだけが不条理に立ち向かう。子どもたちの手にした小さなカメラ(SUPER8)が切り取る世界。彼らの小さな映画、小さな勇気が不条理を切り開いていくSF青春冒険活劇!(酒井耕さん)
「SUPER 8」とは8ミリフィルムカメラのこと。映画のなかで、少年たちが自主映画の撮影に使っています。「映画教室〈中学生編〉」で使用した地元企業チノン製の撮影機材「Bellami HD-1」は、デジタルながらかつての8ミリカメラそのままのデザイン!なんだか参加者の撮影する姿が重なってきます。
〈前売券販売・お問合せ〉
茅野市民館
〒391-0002 長野県茅野市塚原一丁目1番1号
Tel. 0266-82-8222 Fax. 0266-82-8223
~ファインダーの向こうに広がる、アナザー・ワールド!~
テレビ、パソコン、スマートフォン…。今、身の回りには〈映像〉があふれています。せっかくだから、ちょっと意識して映像にふれ、映画づくりの第一歩を体験してみませんか? |
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【レポート】映画教室〈中学生編〉 内容 宿題 第1回 8月16日(土)
13:00~
茅野市民館
アトリエカメラ(Bellami HD-1)を手に市民館内で「明るいところ/暗いところ」を撮影。 「自分たちの日常」撮影 第2回 9月27日(土)
13:00~
茅野市民館
アトリエ
茅野市神長官守矢史料館周辺茅野市宮川高部にある茅野市神長官守矢史料館に出向き、地域の人の話を聞いたあと、周辺の風景を撮影。 「うそ」「やさしさ」撮影 第3回 10月25日(土)、26日(日)
13:00~
茅野市民館
アトリエカードリーディングによる「ストーリーづくり」体験。短編作品鑑賞。 作品のための撮影 番外編 12月5日(金)
18:20~
茅野新星劇場上映会場で、編集前に撮影素材をスクリーンに映して確認する「オールラッシュ」作業。 作品のタイトルを考える 第4回 12月6日(土)
13:00~
茅野市民館作品制作・編集作業
自分のイメージする映画を
「今」→「?」→「未来」の3つの要素で考え、「編集台本」を作成。それをもとに、パソコン操作を担当する大人とペアになって、編集作業。
[講師]酒井耕(映画監督)
[ゲストアドバイザー]村尾静二(映像人類学)
[会場]茅野市民館 アトリエ 他
[定員]10名(申込先着順)
※保護者もご一緒に参加できます。詳細はお問合せください。
[参加費]1名2,000円
[受付開始]7月6日(日)~
●保護者との参加も可能です
●映画に興味のある皆さんに教室の様子を公開し、ご見学いただける回があります
※詳しくは茅野市民館へお問合せください
講師プロフィール |
©Toshie Kusamoto |
酒井耕(映画監督) 1979年長野県生まれ。映画監督。現在の活動拠点は東京。東京農業大学在学中に自主制作映画を手掛け、卒業後、社会人として働いた後、2005年に東京藝術大学大学院映像研究科監督領域に入学。修了制作は『creep』(2007年)。『ホーム スイート ホーム』『愛の星』の他、濱口竜介氏と共同で東北記録映画三部作『なみのおと』『なみのこえ』『うたうひと』を監督。現在は、仙台で民話の記録活動を続けるほか、地域の映像アーカイブ活動に関わっている。 |
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村尾静二(映像人類学) 立教大学兼任講師。専門は映像人類学・文化人類学。早稲田大学大学院で映画学を専攻後、国立民族学博物館で映像人類学を研究し、この分野で日本最初の学位を取得する(文学博士)。インドネシアにて身体と芸術をテーマにフィールドワークを続け、映像作品『護りの時空』(スマトラ島)、『老いの時空』(バリ島)を制作。映像制作ワークショップの開催経験も豊富。共編著に『現代映画作家を知る17の方法』(フィルムアート社)、『映像人類学-人類学の新たな実践へ』(せりか書房)、『フィールド映像術』(古今書院、近刊)など。 |
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