「和楽器と洋楽器をごちゃまぜにしたら、こんな楽しい音楽ができました！」これがSO-LABのキャッチフレーズです。2000年夏、箏、十七絃、尺八の法学3人がある邦楽曲を演奏するためにギター、パーカッションを加えて演奏を行いました。その時の演奏がとても新鮮に感じられたため同年に和楽器バンドSO-LABを結成。
　 従来の和楽器の演奏スタイルとは異なり、まるでロックバンドのように音響装置や照明効果を使うなど、オリジナリティーあふれる邦楽バンドです。また、レコーディングやライブなどの活動を精力的に行い、毎年1月には伊那市生涯学習センターホールにて単独ライブを開催しています。2006年、栃木県塩原温泉郷で開催された「第1回邦楽グループコンテスト」において第3位きらり賞を受賞。

春日英二（尺八）　
学生邦楽全盛時代に尺八にのめり込み尺八を研究した。学生時代は宮田耕八郎、現在は川村泰山ほか巨匠らの指導は受けるものの、弟子入りせず自己流ながら堅実な奏法を開拓。出音は素晴らしく、尺八らしい温かみのある音色はプロも絶賛する。楽器そのものの良し悪しもあるが、山岳やスポーツで鍛えられた音色に強く影響しているという。NHKオーディション合格。

伊東　忍（箏）　
生田流箏曲・地唄三味線・を川村雅巳葵師に師事。正派音楽院在学中に二代目家元中島靖子師・後藤すみ子師・宮本幸子師らに学び、卒業後は国内外での公演、また教授者として後進の指導にあたる。生田流正派大師範。NHKオーディション合格。

気賀沢　美香（十七絃）　
四歳より生田流箏曲・地歌三弦を故松本雅都巳・川村雅巳葵師に師事。正派音楽学院音楽科・NHK邦楽技能者育成会在学中に正派二代目家元中島靖子・後藤すみ子師らに師事し、卒業後はプロの道へ進む。演奏家として国内外での公演、また教授者として後進の指導にあたる。人生の大半を邦楽と共に歩んできた為SO-LABの音楽は新鮮で楽しい。生田流正派大師範。NHKオーディション合格。

毛涯　伸（ギター）
中学時代にギターと出逢い、高校時代にはロックバンドを結成し当時プロへの登竜門であったイーストウェストに出場したが、予選落ち。大学生になり再び出場し、特別賞とベストギタリスト賞を受賞した。社会人になっても、バンド活動を続け、ライブ、レコーディング等を行っている。仕事でかかわった邦楽の可能性と奥の深さに興味をもち、SO-LABを結成。プロデューサーと作曲を担当。

佐野　幸二（パーカッション）
伝説の和太鼓集団「むげん魂」の中心メンバーとして活躍後、自らプロデュースする和太鼓集団「颱人dauto」（ダウト）・和太鼓バンド「skank」（スカンク）・小出太鼓等で活動する。和太鼓だけにこだわらず、様々な打楽器、音楽ジャンルに意欲的な活動を続けている。プロとの競演も多く、また後進の指導にもあたるなど多忙な太鼓人生を歩んでいる。