共催事業
鈴鹿景子の読み語り
●日 時:2008年5月31日(土) 開演13:30 開演14:00 |
鈴鹿景子の読み語り「月がのぼるまでに」 旧諏訪鉄山写真パネル展示 | |
鈴鹿景子の読み語り「月がのぼるまでに」の舞台であるの旧諏訪鉄山鉱床は現在の蓼科中央高原一体にあった。現在は日帰り温泉「石遊の湯」となっている、旧日本鋼管の鉱山で戦前戦後にかけて鉄鉱石の採掘が行われた。今回の公演に関係する資料を、茅野市博物館よりお借りし、関連資料として写真など20点ほどの資料を公演と平行して茅野市民館ロビーに展示する。これを機会に、郷土の歴史を再考するきっかけになれば幸いである。 |
鈴鹿景子のライフワーク | |
鈴鹿景子(以下、私とさせていただきます)が現在ライフワークとして続けているものが二つあります。一つは、野坂昭如さんがお書きになった「戦争童話集」の読み語りです。これは、1971年の1月から12月まで婦人公論に連載された12話の物語を1980年に中公文庫から文庫本として初版が発行されたものです。 蓼科 旧諏訪鉄山にまつわる童話「月がのぼるまでに」 この「月がのぼるまでに」(武田鉄矢著)は、先の戦時中に捕虜となった連合軍兵士が、この地に在った諏訪鉄山に強制労働のために連れてこられた事実を、地元少年の体験として人間の交流と愛情をメルヘンチックに書かれた作品で、作風は勿論違ってはおりますが、これもまた戦争童話の一つと捉えてもよいのではないかと感じました。さらに、この話の時代から、早くも六十余年を過ぎた今では、このお話もそろそろ昔語りの仲間に入ってもおかしくはないと思います。 語りで伝えたいこと 以上 鈴鹿景子 |
プロフィール | |
鈴鹿景子 デビュー作のNHK朝のテレビ小説「火の国に」のヒロインを初めとして「ひまわりの家」「たんぽぽ」「江差の女」「はまなすの花が咲いたら」「ときめきの午後」「生きていく私」などにレギュラー出演。 |
お問合わせ 茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造 〒391-0005 長野県茅野市仲町1番22号 TEL:0266-82-8222 FAX:0266-82-8223 ccc@chinoshiminkan.jp |